入院生活7日目(最終日)

いよいよ退院日となりました。最終日の流れを紹介します。

7日目の午前

最終日の朝もいつもと変わらず尿糖検査から行い、体温、血圧、脈拍、体重測定を行います。今日はブドウ糖負荷試験を行うということで朝食はなしとなりました。

9時ごろからブドウ糖負荷試験を行いました。この試験は、空腹状態で採血後、ブドウ糖を接種して30分、1時間、1時間30分後、2時間後に採血し、血糖値を測定するものです。これにより糖尿病か正常か、その境界かを判断することが可能です。判断基準についてはネットで調べるとでてきますので、ここでは割愛いたします。

ブドウ糖は水に溶かしてあり、サイダーみたいな炭酸水になります。ブドウ糖としては75gみたいですが、コカ・コーラの瓶みたいなサイズのものです。これを極力一気に飲んでくださいと言われましたが、炭酸みたいなので一気はしんどかったです。

その後は30分ごとに採血をされるだけで、特に病室内であれば行動制限されませんでしたので、スマブラや本を読みながら過ごしました。時間ごとに主治医が病室に来られるので採血してもらって、また30分後にを繰り返すだけです。これも何かする試験ではなく、結果は後日教えてもらうことになりました。

この検査の後、すぐに眼科に呼ばれました。眼科では合併症の一つである網膜症の検査を行いました。まず視力検査を行い、網膜の状態を確認するために、黒目を広げる目薬をさされます。その後、30分くらい時間を空けて、薬が効き始めたら先生に確認してもらいます。

目薬をさされてしばらくすると近くなものがぼやけだして、スマホの画面はぼやけて見えない状態になります。時間経過するごとに遠くのものもぼやけてきました。そのくらいに検査を行います。光を当てながら眼底を確認されるのですが、目薬の効果かかなりまぶしく一瞬だけ気持ち悪くなりましたが、我慢できる程度でした。なお、網膜は綺麗な状態とのことでした。薬の効果はしばらく続くため、私の場合は終われば病室に戻るだけですが、家に帰る人はサングラスを用意していたほうがいいかもしれません。

7日目の午後

眼科の診察が12時半ごろまでかかったため、少し遅めの朝食をとります。そしていつもと同じく最終日も講義がありました。

この日の講義は、血液、尿糖検査の各項目に関しての説明から始まりました。その後、シックデイといって、体調が悪いときの血糖管理に関する講義を受けました。

体調が悪いときは、食事がとれないこともあるため、血糖コントロールがうまくできなくなります。さらにストレスによって血糖値が上昇することもあります。そのため、病状によってインスリンの単位を変更したり、時間を変更することを教わりました。また、低血糖についても詳しく説明を受けました。

低血糖について印象に残ったのは、入浴時にインスリンの吸収速度がかわるため、あまり入浴前後にインスリンは打たないほうがいいという点です。基本的に毎日お風呂に入っており、夕食後にインスリンを打っていたため、あまりよくなかったということがわかりました。一人暮らしのため、低血糖で倒れるとまずいため、打つ時間を変えようと思いました。そこで、主治医の先生に相談して、夕食後を朝食後に変更することにしました。皆さんも気を付けてください。

講義後は特に何もなく、退院の準備をするため、服などをバックに詰めていました。そのタイミングで、看護師の方から費用清算に関する説明を受け、時間があるため支払いを退院前にすましました。また、薬剤師の方が今後の薬をまとめて持ってこられて説明を受けました。私の場合は、入院前から薬が変わらないため、同じものを次回診察までの分いただきました。

そして、最後の夕食をいただき、退院となりました。退院時は忘れ物確認があるため、ナースコールを押し、看護師さんにチェックをしてもらい病室を後にしました。

1週間短いようで長かった入院生活でした。また、次回で入院してよかったなどの総括をしようと思います。

まとめ

・ブドウ糖負荷試験を実施

・網膜症の心配なし

・体調が悪いときは特に血糖管理に注意

・無事に退院

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